SWEET SWEET HOME

2001　－渡米準備中－

1999年のAさんとの2度目の別れで、さすがに参った私でしたが

心の奥底では今でもAさんのことは好きでした。

でもＡさんに対する「好き」という気持ちの形が

変わってきたのもこの頃です。



今度は私たち（懲りない）、超極秘にまるで不倫のように

こっそりとホテルで会うようになったのもこの頃です。


会って、ご飯食べてゆっくり話して、お風呂に入って、

仮眠とってお互いの家に帰る

というようなものを、月に１，２回やってました。


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この頃、私は留学にものすごく興味を持っていました。

本当は1999年の頃から興味を持ち始め、貯金をしていたんです。

私は英語が全くダメだったので、大学進学は届かぬ夢と思っていました。

だから語学留学でできるだけ長期滞在を考えていました。

年齢のことも考えて、銀行通帳ともよく相談をし、

行くなら今度の3月がタイミングいいかな　と思っていました。



私はアメリカが大好きでした。


2000年の秋、会社の研修旅行でハワイに行きました。

そこであるアメリカ人と出会ったんです。

彼は仕事でハワイに来ていました。


英語に興味があった私は、知っている限りの英語で彼と話をしました。

別れ際、彼は私にメルアドを教えてくれました。


帰国してから、1ヶ月に1回位のペースで連絡を取り合うようになりました。

それは、私がアメリカへ留学するまで続いたのです。



そして私は、Aさんとの関係を留学するギリギリまで続け、会社を辞めた後

アメリカへ行ったのです。


私はアメリカの彼の住んでいるところにとても近い大都市、ロスを選んだのです。


その彼が理由だというのが半分、

雪国育ちの私は、暖かい冬と強い日差しを堪能したい気持ち半分で

ロスを選んだんです。



渡米後Aさんとの連絡は途絶え、

私はロス到着の3日後、その彼に会いました。

彼はCくんといいます。


私は2002年の春でした。




つづく